子供からの要注意信号を見逃していませんか?

子供の頭痛、腰痛、肩こりは要注意

今、どんどん便利になり、物があふれる世界になりました。

どんどん便利になると、健康な人が増える、病気が少なくなると多くの人は考えるでしょう。

しかし実際は逆で頭痛、肩こり、腰痛で悩んでいる人が圧倒的に増加しています。

それと同時に、同じように子供の頭痛、肩こり、腰痛も圧倒的に増加しています。

子供の頭痛、肩こり、腰痛の症状は生活習慣に問題があります。

子供の頭痛、肩こり、腰痛を含め、病気は普段の生活を見直すだけでほとんどのものは防げます。

子供の体は親が守るのです。子供の頭痛、肩こり、腰痛は注意信号です。

 

食事の際の噛む回数が少ない(子供の頭痛・肩こり)

子供の頭痛、肩こりと噛む回数には大きな関係があります。

幼い頃から軟らかい物ばかり食べていると噛む回数が少なくあごが発達しません。

特に下あごはよく噛む子とあまり噛まない子では骨の大きさに約3割もの違いが出てきます。

一方で歯の成長は噛む回数に関係ないので、噛む回数の少ない子は歯の生える隙間が狭くなり、歯並びが悪くなります。

→その結果食事の際に片側だけで噛むようになります。

よく噛む方の頬の筋肉が緊張し、硬くなり、筋肉が釣り合いをとるために頭の後ろの筋肉に緊張が起こります。

子供の頭痛、肩こりが起こる。

 

肩かけ鞄(子供の肩こり・背中の痛み)

子供は身体の筋力が弱いため肩かけ鞄を肩にかけるとバランスをとるために反対側に身体が傾きます。

身体が傾いている姿勢では背骨の1つ1つの傾いている側は常に圧迫され、反対側は伸びています。

この姿勢では左右の骨端の成長度に違いがでるため、徐々に背骨が曲がって成長します。

その結果背骨に痛みが生じます。これがS字側わん症と呼ばれるものです。

最初は背中の痛みですが、徐々に腰痛や疲れやすさなど違う症状も出てきます。

子供の頭痛、腰痛、肩こりの原因に十分なります。

身体が硬い(子供の腰痛)

身体が硬いと、しなやかで大きな動きが出来ない上に、特定の関節や筋肉、じん帯、椎間板などに負担がかかり、痛みの原因となります。ここでは大腿の裏の筋肉が硬い場合の話をします。

腰が不安定なので上半身が支えられなくなり、防御反応によって腰の筋肉を硬くすることで安定させようとします。

この腰関節が不安定なこと、腰の筋肉が硬くなること両方が原因となり腰痛が起きます。

大腿の裏が硬い理由として、靴があっていないことが挙げられます。

大きな靴を履いていても、小さな靴を履いていても靴の中で指を曲げている状態になります。

そのため常に腰が曲がっている状態で歩いています。これが続くと大腿の裏の筋肉が硬くなります。

 

現在の子供たち(子供の頭痛・肩こり・腰痛)

現在の子供は目に見えて昔の子供よりも運動量が少なくなっている傾向にあります。

子供の頭痛、肩こり、腰痛の増加の大きな原因にもなっています。

体格の面で言えば昔よりも平均身長も伸びていますが、体力面ではよわくなっているようです。

その原因はTVゲームの普及や空き地などの減少にあるといわれています。

そういうときこそ学校で運動する時間を増やせればいいものですが、その時間も減少しています。

その結果子供の頭痛、肩こり、腰痛など様々な障害が起きています。

上で紹介したもの以外にも子供も外反母趾なども増加し、その結果体のゆがみや自律神経がみだれて体がだるいなどの症状が現れます。体が基本です。

体が丈夫ならば何でもがんばれますが、体が不安定ならなにもすることはできません。

子供は外で遊ぶことが重要です。最後にもう一度言いますが、子供の頭痛、肩こり、腰痛は体からのサインです。

 

低体温児が増えている(子供の集中力)

近ごろ、保育園や幼稚園への登園後、遊ばずにじっとしている子や、集中力に欠け、落ち着きがない子、すぐにカーッとなる子が目につくようになりました。おかしいと思い、保育園に登園してきた5歳児の体温を測ってみますと、36℃未満の低体温の子、そして37.5℃近い高体温の子どもが増えていたのです。

調査によると、約3割の子どもが、低体温・高体温であることがわかりました。また人の体温は朝低く、午後から夕方にかけて高くなるという変動をくり返し、その変動幅は1℃以内が普通とされていますが、朝の2時間だけで1℃以上変動する子が12%近くいました。それとは逆に変動のない子も7.2%いました。

 

子供のアトピー性皮膚炎の原因

アトピー性皮膚炎は乳幼児期に始まることが多く、よくなったり、悪くなったりをくり返しながら長期間続く皮膚炎で、症状は痒みのある湿疹が中心です。大気や水の汚染された近代国家に多いのも特徴で、原因には体質的なものと環境的なものとが絡んでいると考えられています。アトピー性皮膚炎はなぜ起こるのか?

アトピー性皮膚炎は、「アトピー素因(アトピー体質)」という痒みを起こしやすい体質の人が、さまざまな「アレルゲン(抗原)」に曝された時に起こる皮膚炎であると考えられています。

アトピーの原因であるアレルゲンを大きく分けるとストレス以外の遺伝、食事、大気、不衛生などのアレルゲンのほとんどが「酸化」による原因だとわかります。